日々のかけら

田口実千代「日々のかけら」Mitiyo Taguti All rights reserved.

DVD3本

昨日と今日でDVD3本観た。
その街のこども 劇場版」(日本)劇場でやってる時に観たかったけど、行きそびれ、そのあと東北大震災があって、そのあと自分も色々あった。1995年の阪神大震災から15年たっての話。私は論理的に話せないから思った事そのままだけど。おっちゃんがマンションのベランダから手を振るシーンが切なかった。淡々としてドキュメンタリーのようにもみえて、心にすうっと入ってくる映画だった。人の悲しみ、孤独、辛さ、それでも生きていく日常。映画の中でこんな大震災100年に一度ってあったけど、今年、、そしていま現実の方達がいる。どの人にも悲しみも、思い出もある。希望はあるかな、あるといい。

「パーマネントのばら」(日本)

「息もできない」(韓国)観てる間、確かに息もできなくて、クロッキーは描けなかった。暴力シーンが多かったけど、切ない場面もあった。世の中には裏と表ってあると思う。そういうのってどうにもならない事かもしれない。一見普通の女子高生にも抱えてる家族の辛さがあって、やくざにも家族の辛い思い出があって。孤独で痛みがあって、引き寄せられて。
同じ人でも色々な面がある、人ってそれ程単純でない。人も物事も、白と黒だけでない。色んな角度から見ないとわからない。これは"その街のこども"を見ても思った。