日々のかけら

田口実千代「日々のかけら」Mitiyo Taguti All rights reserved.

製本工場見学

今日は島田製本株式会社さんに見学に行きました。
9月の「形容詞を描く展」で束見本に描くので、その展示のワークショップの一貫です。
製本工程(手製本と機械製本)を見せて頂きました。

↑この道50年の社員さん、熟練の技、かっけー。
機械もかっこよかった。紙の本作りは魅力的で、紙の本がずっと残っていくといいと思いました。
上製本工程
折り→張り込み→丁合→かがり→ならし→1冊がため→三方裁断→スピン(しおり)入れ→丸出し→バッキング→背貼り→くるみ(表紙付)→プレス→検品
丸出し(本の背の丸山)とバッキング(本の開きをよくするための加工)でその製本会社のオリジナルが出るそうです。
"かがり"は糸で背を縫ってく事ですが、現在は"あじろ"穴をあけてとめます。辞書や図鑑等長く使う本にはかがりを、それ以外はあじろだそうです。
島田製本さん、企画して頂いたマルプさん、ありがとうございます!楽しかった。