日々のかけら

田口実千代「日々のかけら」Mitiyo Taguti All rights reserved.

最近の感動したこと

アナザースカイで三上博史がずっと憧れだった俳優テレンス・スタンプの対談シーン。
テレンス・スタンプさんの言葉がすばらしくって、心に響いてしまった。
忘れないうちにメモしとこうと思います。

3歳の時に初めて映画を見ました。感動は3歳の時も大人になっても変わりません。もし全身全霊を尽くすことができれば、私も同じように誰かの心に触れることができるのです。
どんな役でも構わない、最高を引き出せた時、それは「私」から「何か」になるのです。最高を引き出してくれる役かどうかが重要です。
初めて映画にでた時、俺は映画俳優だ、カメラが自分を愛してくれた、と思いました。映画はお金のためにはやりません。全くない時は別だけど。日常が俳優なんだよ。俳優はただ現在。
彼(三上博史)が理解しているか確認してください。とてもデリケートで大切なことなのです。彼は私と同じクリエイティブなアーティストだから。
The art is the heart.


メモるとなんだか美談のようになっちゃうけど、対談の映像見てたら心にくるものがありました。初心思い出しました。彼のことよく知らなかったけど、映画見てみよう。まずは「世にも怪奇な物語」のなかのフェリーニ監督「悪魔の首飾り」ってやつ。