日々のかけら

田口実千代「日々のかけら」Mitiyo Taguti All rights reserved.

映画

去年の個展で映画をテーマにしたからあの時は散々見て描いたのに、ここのとこ見てもいなかった映画。久々レンタルして見ました。

「ローマでアモーレ」2012年ウディ・アレン監督。
ローマが舞台で4つの物語が交差するラブコメディ。沢山有名人が出演。オペラの舞台でシャワーを浴びながらカンツォーネ歌うとことかちょっと好き。パリの次はローマなんだね、町並みきれい。ああ、旅行っていいなー。

「偽りなき者」2012年デンマーク、トマス・ヴィンダーベア監督。
静かにきりきりする映画。少女の作り話が周りの大人達の誤解とともに大きくなって、主人公が変質者の烙印をおされ街からのけものにされていく。。。

天使の分け前」2012年、ケン・ローチ監督。
ウイスキーなどが樽で熟成されている間に、年2%ほど蒸発して失われる分を天使の分け前って言うそうです。こっちはハッピーエンドで終わってホッ。ケン・ローチ監督はいつもイギリスの庶民を描いている。
ローマでアモーレと天使の分け前は見やすかった。偽りなき者は良い映画だけどちょっとしんどかった。子供は嘘っていうか想像とか適当な事言っちゃうし、無実を証明するって難しい。
でも仏映画程救いがないって訳でもなかった。以前パリのテレビで、ほんとに救いのない仏映画2本見た。これでもかって位ひどい主役の話(時代は中世)と、これでもかって位ひどい目にあう主役の話(現代)。タイトル思い出せないけど。パリでTV見るなら、アメリカドラマが単純見やすいと思ったあの頃。